なんとなく、暮らしてる

800文字程度の雑文

絵を描くとき無駄に気張ってしまう。

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絵を描くとき無駄に気張ってしまう。

たとえば一度顔の中のある部分がおかしいような気がしてしまうとそこばかり強迫的に、何時間でも描き直してしまう。

描いては消し描いては消しを繰り返して紙が真っ黒になった頃にようやくこれでいいかなと思って全体を見ると、今度は全体がおかしいような気がしてきてぎゃー!と叫びたくなる。

部分と全体、全体と部分の果てしない修正に一日を費やしてしまったあげく結局何も生みだせないみたいなことをやってしまって憂鬱になるということを何年も繰り返している。

絵を描くとき無駄に力が入り過ぎているのだろう。

理想的な彫刻家の姿は木を掘るのではなく、あらかじめ木の中に眠っているモチーフを彫刻刀で取り出すことだという。

じゃあ理想的な絵描きの姿はあらかじめ紙の上に書かれた画像をただなぞることではないか。

この境地に達することができたらまさに達人であるが、まあそんなことは一生かかっても無理かもしれないので、とりあえず今はリラックスして絵を描くことと「まあいいか」の精神を身につけることだ。

強迫的になってしまうと疲れるし、理想と現実のギャップに悩んでときに死にたくなったりするのでよくない。

 

多少デッサンが狂ってようが、多少下手だろうが「まあいいか」である。人間70点くらいでいいのだ。