なんとなく、暮らしてる

800文字程度の雑文

人物画を描くとき参考している(していた)本

人間を描くときの考え方の基礎になっている本

 

俺が絵を描き始めた15年ほど前はまだ美術参考書が少なかったせいもあって、2chの絵描きスレなどでは必ずこのルーミス本と「やさしい美術解剖図」が紹介されていた。
「やさしい人物画」は今から40年近く前に発売された本だけど中身は全然古くない。
人物を立体で捉える方法や人体を立体パーツに分けた考え方など人物画の基礎が詰まっている。
「やさしい顔と手の描き方」と合わせて使うととても便利。

これも昔は上のルーミス本とともによく推奨されていた一冊。
微に入り細を穿った筋肉や骨格のイラストにはたしかに資料的価値があるのだけど、ネットで人物の骨格や模型の3D資料がいくらでも閲覧できる現在となっては、やや悪い意味での古典となりつつあるかもしれない。
ネットに資料が少なかった頃はよくこの本を模写していたけれど。




今の自分の画力に一番寄与しているのは原画集の模写かもしれない。
アニメーションの原画からはデフォルメされた人物の描き方、エフェクトの描き方、レイアウトのとりかたが学べるだけでなくて、一つの対象をあらゆる角度から捉える訓練ができるから。

原画集というものは発売から一年もすると絶版になってしまったりするのだけど、ガイナックスの原画集はいつでも手軽に入手できるのが良し。



リアルな人物の作画や密度の高いレイアウトはとても勉強になる。
押井守の演出ノートと併せて読むとアニメーション監督ではなくレイアウトマン押井守としての考え方を知ることができてとても面白い。

TVシリーズにも関わらずレベルの高い作画と完成度の高いストーリーで好評を博した電脳コイルの原画集。
長らく手に入りにくい状態が続いていたけれど復刊ドットコムによって復刊が決定したらしい。