なんとなく、暮らしてる

800文字程度の雑文

映画「アルカトラズからの脱出」の感想

本作の舞台となったアルカトラズ刑務所はサンフランシスコ湾に浮かぶ島の中にある。

というか島全体が刑務所であり、周りを取り囲む海の流れは早い上に温度も冷たいので泳いで対岸に渡ることはまず不可能。

そんなわけでそもそも脱獄自体が不可能と言われるこの刑務所に収監されたフランク・モリスが脱獄に挑戦するというのが本作の筋書きであり、如何にしてそれをやってのけるのかが見どころである。

なのだけどモリスがなぜ脱獄に挑戦するのかという理由は明らかにされず、まるでそこに塀があるからだと言わんばかりの粗粗しい人物の描写はモリスだけにとどまらない。

詳しくは書かないけどなんか全体的に人間の描写の粗さが目立つ。

それはこの作品が史実に基づいているからだという言い分を酌量したとしてもやはり欠点としか感じらず残念。

それ以外の点では他の脱獄映画に引けを取らない緊張感と面白さがあるのだけど。